査察、違反処理実務

消防法第4条に定められる立入検査権、資料提出命令、報告徴収を深掘り!

消防法第4条について、新宿歌舞伎町雑居ビル火災を契機とする改正の前後を比較するとともに、定められる4つの権利について分かり易く解説します。これらの権限行使には火災予防のために必要があるときの条件があるため防災管理の概念とは異なることに注意が必用です。
消火設備

パッケージ型自動消火設備の設置について注意すべき点は面積、用途とソファ!?

パッケージ型自動消火設備が設置できる用途と面積、区分について平成十六年五月三十一日 消防庁告示第十三号に基づき解説します。パッケージ型自動消火設備Ⅱ型は易燃性の可燃物が存し消火が困難と認められるものには設置できません。図と写真で具体的に解説します。
消火設備

屋内消火栓の非常電源はいったいどれを選択するの? 非常電源専用受電は選択できるのかを解説

屋内消火栓の非常電源で【非常電源専用受電設備】がありますが、高圧で受電するものと低圧で受電するものに分かれています。低圧で受電する場合基本的には第1種分電盤又は第1種配電盤が必要になりますが、一定の区画処理をした場合は第2種やその他のものが使用できます。
査察、違反処理実務

消防法第5条の3命令について各ポイントを詳しく解説!

消防法第5条の3では防火対象物内において、屋内階段内の可燃物の撤去や避難器具前の障害物件の除去を消防吏員でも命令することが可能です。消防法第5条の3第1項命令についての命令権者と受命者、物件の内容(3号と4号)について分かり易く解説します。
査察、違反処理実務

避難上必要な施設等の管理 具体的な取り扱いと上位措置の命令について!

消防法第8条の2の4の避難施設の維持管理については消防法や消防法施行令ではあまり具体的な取り扱い内容が定められていませんよね。これらは平成14年の消防安第107号に具体例が示されています。上位措置としては消防法第5条の3や法第8条第4項があり、どちらを選択すべきか特徴について解説します。
消火設備

特定施設水道連結型スプリンクラー設備を設置できる用途は限定される! 設置できる用途と面積について分かり易く解説!

特定施設水道連結型スプリンクラーの設置は非常に限定されており、小規模な(六)項イ(1)及び(2)、(六)項ロに限られます。一般水道の水道圧を利用して放水するものであり、一般のスプリンクラーとは設置の目的自体大きく異なります。
消防用設備等

消防法施行令第9条の適用除外は難しい!? 消防用設備ごとの適用条項を分かり易く解説

令9適用と言えばそれぞれの防火対象物の用途部分ごとに規制するものです。しかし、この令9条には適用を除外する設備が定められており、その除外する設備に該当すれば建物全体に設備規制がなされます。令9条は難解ですが順序だてて法文を解説します。
査察、違反処理実務

消防団員による立入検査 立入検査を実施するために必要な条件や注意点とは?

消防法第4条の2には火災予防のため特に必要があるときは、消防対象物及び期日又は期間を指定して、当該管轄区域内の消防団員に立入検査を実施させる事ができるとされています。実際に下命する際の注意事項や立入検査を断られた場合の対応について解説します。
査察、違反処理実務

消防用設備等の点検報告制度 プロによる点検と報告時期を解説!

消防法第17条の3の3では消防設備等を定期に点検し、用途に応じて定期的に消防機関へ報告することが定められています。この点検報告制度では一定の面積以上の規模の防火対象物では消防設備士や消防設備点検資格者等のプロが点検を実施する必要があります。
消防用設備等

消防設備点検資格者の講習を受講するためには一定の資格が必用!? 消防設備点検資格者の講習での試験や難易度を解説!

消防設備点検資格者講習を受講して仕事として点検ができるようになるぞ!!と意気込んでも気になるの試験ですよね。私は防火保安協会から講師の派遣を依頼されたことがありますので、「実際に合格することが出来る試験なのか」や「落ちた時の再試験の難易度の高さ」について、試験の難易度等についてお教えします。
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